SKETCH FROM SCRATCH
DATE
2026.08.22
2026.08.22 HALF

THE NIGHT CHALLENGE RACE KOBE 4

THE NIGHT CHALLENGE RACE KOBE 4
GOAL TIME1:30:11
AVERAGE PACE4:15/km平均ペース
WEATHER晴れ31℃ / 70%
SHOESADIDASADIZERO ADIOS PRO 3

01レース前日まで

サブ2.5計画2レース目。レースの目的は、

  • 現在の能力や調子の確認
  • 暑さ耐性やレース感覚を養うこと

大阪淀川ナイトマラソンを終えてから、「暑熱順化」を意識して昼間や暑い時間帯の練習を取り入れた。また、2部練やロングジョグなども取り入れ、8月の総走行距離はレースを合わせて150km。サブエガ(2:50:00)やサブ2:40:00を達成したシーズン前の8月よりも多い練習量をこなしていた(※1)。しかし、前月上旬に故障した箇所の痛みが再発し、当初予定していたレース3日前の16kmテンポ走(キロ4ペース)、前日の8〜10kmのペース走を何一つ実行できずに出走することとなった。

(※1)月間総走行距離:2023年8月 25.3km / 2024年8月 138.2km

02レース当日

言い訳のような文章になるかもしれないが、ここではレースで感じたことをありのままに振り返る。

当日17:30開始で気温は30℃超えかつ湿度70%と蒸し風呂のような状態で、歩くだけで滝の汗。また、故障箇所の痛みを抑えるべく、痛み止めを飲み、テーピングでふくらはぎを固定して出走した。この日もアップはストレッチと動き作り、ジョグと流しを数本行い、短時間で行うことを意識した。

コースは往復で4kmの直線を5往復分。

前回の10kのレースに続き、夏のレースの経験が浅い中で、レースプランは、「序盤1時間20分のペーサー(3:47/kmペース)について行って走れるところまで走る。崩れてからはその時点で対応する」というもの。また、夏のレースの過酷さを前回痛感したからこそ、今回のレースではまずはオールアウトすること。たとえ脚が攣っても最後まで走り切ることを最低限のラインとした。

1周目…スタート直後から3:47/kmのペーサーについていくも、早々に呼吸が荒れ始める。給水所では多めの水分補給とかけ水を試みるも、うまくいかないレース展開。身体の熱が抜けず、ペーサーについていくだけで精一杯で、1周目で離れる。

2・3周目…5km目の1kが4分3秒、6km目が4分25秒と大きくペースが落ち始める。前との差も大きくなり、7km地点で4:00/kmのペーサーに追い抜かれる。当初のレースプランではペースが落ちることを見込んで、この4:00/kmのペーサーについていくことも考えていたが、すでに熱中症のような状態になっていたため、ついて行かずに自分のペースで走る決断をした。直線を往復するコースでは、追い風を受けてもほとんど風を感じることができず、まるで無風のサウナ状態。一方、向かい風で進みにくさこそあったものの、直接風を受けることで暑さが少し和らぎ、若干復活することができた。その結果、不思議なことに、追い風よりも向かい風の区間の方がペースが上がっていた。そんなカオスな状態の中走り続けるも、脚の故障箇所の痛みが次第に強くなっていき、庇うようなフォームになっていた。

4周目…猛烈な暑さと風、脚の痛みにも大苦戦しながら、14k以降は4:30/km前後のペースで走る。そして折り返しの度に徐々にゴールタイム1時間30分(4:15/km)のペーサーが迫っていた。

5周目…「もしこのペーサーに追い抜かれたら、ハーフやのにサブ3ペースついていけへんことになる。サブ2.5目指してるランナーとして流石になんとしても避けたい。」

しかし、ラスト1k直前でペーサーに追い抜かれる。

「あ〜終わった。単純に走力もメンタルも弱すぎる。」

悔しさから呆れに変わりそうになりながらペーサーに追い抜かれるも、ペーサーの方々に「ついてきましょう!」という言葉をかけていただき、その言葉に背中を押されなんとか喰らいついた。

途中少しのスピードの変化ですら離れてしまったり、情けない走りだったが、ペースを合わせて引っ張ってもらい、そのままゴールまで連れて行ってくださった。そのおかげで最後の1kを4分11秒まで戻すことができた。もしペーサーの方々の支えがなければもっともっと酷い結果になっていただろう。そして1時間30分11秒でゴール。前回のレースを過去最低のレースと振り返ったが、それ以上に不甲斐ない結果に終わった。

03レース後総括

THE NIGHT CHALLENGE RACE KOBE 4のゴール会場

このレースの感想を一言で表すと、「遅い。弱さを痛感した」。このレースでも唯一評価できる点を挙げるとすれば、前回と同様に、走り切ったことだけ。暑く、苦しい時期でもできることに集中し、厳しいレース展開でももがき続けられたことは収穫。また、レース展開によっては、人の後ろについて走ることが、必ずしも正解になるとは限らないこともこのレースを通じて学んだ。

  • 脚の故障 → レースへの直接的影響、レース直前の調整不足
  • 猛暑 → 水分不足

以前から暑さに強い苦手意識を持っていたものの、涼しいマラソンシーズンには関係ないことだと昨年まで目を瞑っていた。しかし、一昨年の神戸マラソン、昨シーズン唯一出場したフルマラソンの福岡マラソンにて、猛暑対策の必要性を強く感じ、この夏は克服に努めることにした。故障に対しては練習後アイシングを意識的に取り入れ、暑熱順化に関しても暑い時間帯の練習を意識的に取り入れたが、それでも、この結果で終えてしまったので、引き続き改善していきたい。今回、夏のレース自体初めての経験であり、単純な実力と経験不足を痛感した。

次のレース(にしのみや武庫川ハーフマラソン2026)まで約2ヶ月。位置付けとしてはフルマラソン前に自信をつけるためのレース。前回の10kや今回のように現状の確認や走力アップが目的ではなく、これまで以上に緊張感を持って挑むレース。それまでに、まずは「量」をこなすこと。走る「距離」と「時間」。もちろん練習強度も重要だが、ロングジョグ、テンポ走を中心に走行距離にこだわって取り組んでいきたい。そして休息も欠かさず、メリハリをつける。過去シーズンでは、2日に1回、あるいは3日に2回程度の頻度で、怪我を避けながら調子を維持し、レース当日に走れるコンディション作りに徹してきた。一方。今年の8月は、一度の練習で高い強度まで追い込むよりも、活動時間や頻度を増やし、暑熱順化に取り組んできた。

9月以降涼しくなってからは、シーズンに向けて徐々に調子を戻していかなければならないので、過去のシーズンのようなメリハリをつける練習スタイルに戻しつつ、1度に行う練習量を増やしてポイントを押さえてしっかり追い込む方針で取り組んでいきたい。